みなさんこんにちは、せーびさんです。
せっかく飛行機に乗ったのに降機させられるなんて絶対に嫌ですよね。
今回は搭乗後すぐにしないでほしいことについてお送りします。
すぐにしてほしくないこと
それはテーブルをだしたり、リクライニングを倒したりすることです。
先日、飛行機に乗った知人から「若者が飛行機に乗るやいなやテーブルを出していてけしからん。新幹線気分だ」とLINEが来ました。
なぜ、離陸前にテーブルを出してはいけないのでしょうか。意外と知らない人もいるので記事にしてみました。
理由1 緊急脱出の妨げになるから
みなさんご存知のように、リクライニング、テーブルは離着陸時はしまうようにアナウンスされます。
理由は、緊急脱出の妨げになるからです。
どうせしまうなら離陸前に出したり倒したりしなくてもいいですよね。
コラム テーブルはちょっと傾いている
ちなみに、巡航中、飛行機は頭上げ方向に3度ほど傾いています。
したがって、上空で使う想定のテーブルも3度ほど傾いています。なので地上で使うのには向いていません。
理由2 他のお客様のご搭乗の妨げになるから
テーブルはもちろん、リクライニングもご搭乗のお客様の邪魔になります。スムーズな搭乗は早着につながります。ご協力くださいね。
理由3 遅延の理由になるから
万が一、リクライニングやテーブルが戻らなくなってしまった場合、整備士が治しに来ますが、パーツがなかったり、すぐに治らないなどの理由でMEL適用になる場合があります。
※MEL:ざっくりいうと飛行機に多少の不具合があっても修理を持ち越して出発していいという基準
MELを適用するとなると書類作成に30分以上かかる場合があります。
コラム MELって?
Minimum Equipment Listの略です。
航空機は完全な状態で飛ぶことを基本としていますが、不具合が発生した場合、運行率向上のために運行に支障がない範囲で修理を持ち越すことができる基準のことを指します。
MELを適用するには
①パイロット、運行管理者、整備士の3者協議
②不具合箇所の隔離(リクライニングやテーブルならそのシートを丸ごとブロックする)やその他の処置
③書類整備
が必要で、時間を要します。
理由4 飛行機を降ろされる場合も😨
もし、リクライニングやテーブルが戻らなくなったのが窓側以外の席だった場合が問題です。
図を見てください。

もしこの図の通路側の15C席のリクライニングが戻らなくなった場合、16ABCの席は緊急脱出の時に妨げられるのでブロックされます。
満員だった場合、誰かが降りて別の便に振り替える必要が出てくるかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?
リクライニングやテーブルが戻らないだけで最悪降機になるなんて意外ですね。
できればリクライニングやテーブルは上空に行ってCAさんのアナウンスがあるまでそっとしておいてください。
それではまた!


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