みなさんこんにちは、せーびさんです。
航空整備士に向いている人のイメージってどんな感じでしょうか?
真面目な人?手先が器用な人?

いえいえ、元整備士的にはもっと重要なことがあります。
それは、「体力とほんのちょっとの正義感」です。
詳しく解説していきますね。
航空整備士は体力命
夏、炎天下の中、コックピットと地上をダッシュで行き来したり、冬の夜機体に霜が降りるような気温の中点検でエンジンの中に……エンジンは金属なのでどんどん体温が奪われます。
私が言いたいのはきついよ、ということではなく、航空機の整備には生き物としての強さが必要だと言いたいのです。
私が夜勤でへとへとになって帰宅しようとしていたところ、同じように夜勤をこなしたはずの先輩方が開けでジムやサウナに連れ立っていくのを見て、こういう人たちだから整備士を続けられるんだなと思いました……。
航空整備士はとにかく体力。私が面接官だったら崇高な理念や飛行機を愛する気持ちなんかより、よっぽど「僕は体力があります!」と言われた方が採用したくなります(笑)
ほんのちょっとの正義感
これはどういうことでしょうか?
航空機整備は言うまでもなくたくさんのお客様の命を預かっています。
「ちょっと面倒だけど、あそこも点検しておこうか」
「一応ここも見ておくか」
「とても軽微な違和感だけれど報告しておこうか」
少し手間でも、十中八九平気でも、飛行機を気にかける心がけ、「ほんの少しの正義感」は大切だと思います。
あまりにも真面目で気を張り詰めていると、飛行機の前に自分の心が壊れてしまいます。そのあたりのバランス感覚は現場に出てから身につけましょう。
まとめ
いかがでしたか?ライン整備士、ドック整備士にはほとんど手先の器用さは必要ありません。
手先の器用さが必要なのは構造整備士のみです。
ライン整備士?ドック整備士?構造整備士?と思ったそこのあなた。
私が以前アメブロで解説しているのでそちらをご覧ください。↓



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