航空整備士はきつい?現場の事実をお伝えします

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元航空整備士ライター。航空専門学校卒業後、国内大手エアライン整備子会社で勤務。一等航空運航整備士(767)、航空無線通信士保有。
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みなさんこんにちは、元航空整備士のせーびさんです。

今回は航空整備士がどうしてきついと言われるのか、きつさを覆すほどのやりがいはあるのかを徹底解説します。また、キツさを回避する裏技もご紹介しますのでぜひ読んでください。

航空整備士は3K

仕事における3Kとはきつい、汚い、危険の3つです。航空整備士はこの3つに全て当てはまります。

1.きつい

航空整備士の仕事は夜勤もあります。日勤と夜勤が折り混ざる勤務は生活リズムが安定せずきついです。また、勤務体系は人間ではなく飛行機の運航パターンに合わせて設定されているので、会社や空港によっては早朝から勤務が始まる場合もあります。同様に深夜に勤務が終わる場合もあります。(流石に早番と遅番が同時ということはないと思いますが……)

2.汚い

航空整備士の仕事には汚れ物を扱う時もあります。具体的には、運航便で酔って戻してしまったお客様がいたり、お子様がおしっこを漏らしてしまった場合です。CAさんや清掃さんがある程度掃除してくれる場合もありますが、座席のカバーやクッション材、シートベルトを交換するのは整備士の仕事です。

また、装備品の交換時にオイルやハイドロといった油類をかぶってしまうこともあります。ブレーキ交換の時はブレーキダストで汚れることもあります。

ちなみに

汚れる仕事が多い整備士ですが、ライン整備士の場合はコックピットや客室に立ち入る機会が多いので作業着を汚すことは良くないとされています。仕事ができる先輩は作業着が綺麗です。

3.危険

航空整備士の仕事は危険がつきものです。飛行機は大きいので高所作業が必要になるからです。また、大きいものがすごい力で動くので、安全確認を怠ると動翼に挟まれたりエンジンに吸い込まれたりする危険があります。最悪死に至る場合もありますし、自分の操作が人を殺してしまう可能性だってあります。危険な作業の時は気を引き締める必要があります。

きついけどやりがいがある

航空整備士の仕事は決して楽な仕事ではありませんが、やりがいも大きいです。

自分が整備士して航空日誌にサインした飛行機が出発していくのはやりがいがあります。

また、短い便間で自分の知識と技量を持ってして時間内に作業が終わらせられた時は思わずガッツポーズをしてしまいます。先輩の便を手伝いに行って「お前が来てくれて助かった」と言われた時も嬉しかったです。

嬉しい側面もある

1.3日行ったら3日休み

勤務体系は会社によりますが、大抵は

日勤→遅番→夜勤→明け→休み→休み

の6日パターンが多いです。これだと3日だけ頑張って働いたら、明けを入れて3日休めるのでこのパターンが好きという人は多いです。そういう人はむしろ通常の月〜金の5連勤の方が辛いと言います。

2.残業が少ない

航空整備士は、管理職にでもならない限りは、良くも悪くも替えがききます。時間がかかる作業の時でも、基本的に次のシフトが来たら申し送って帰ることができます。

きつさを回避する裏技

少しでも環境がいいところで働きたい場合は装備品整備士やシミュレーター整備士になるのがおすすめです。彼らの相手は精密機器ですから、室内はクリーンな状態に保たれ、適温です。イメージする航空整備士像とは違うかもしれませんが、参考にしてみてください。

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